浮気の慰謝料の相場はプロに訊け!元探偵直伝の慰謝料を多く貰うテクニック集
更新日付 2019/01/09

  • 自分を裏切った夫に慰謝料をできるだけ多く請求したい!
  • 離婚後は母子家庭になるので、慰謝料をできるだけ多く貰いたい!
  • 多額の慰謝料を請求して浮気相手に復讐したい!
私は探偵時代に浮気調査の依頼はもちろん、以上のような慰謝料の相談も数多く受けてきました。
その経験から、浮気の慰謝料増額に関するノウハウは、弁護士の先生も感心するほど身に付きました。
では今からみなさんに、その「元探偵直伝」の浮気の慰謝料を増やすテクニックを解説したいと思います。
浮気の慰謝料の相場

まず知っておいてほしいのが、慰謝料の金額にはっきりした基準は無いということです。浮気と一口に言っても内容は実にさまざまで、金額はその状況に応じて決定付けられます。しかしながら、過去の色々な判例などを参考にした相場というものは一応存在します。

慰謝料の相場

夫婦関係を継続   50万~100万円
浮気が原因で別居 100万~200万円
浮気が原因で離婚 200万~300万円

これはあくまで一つの目安に過ぎません。浮気による配偶者への損害が大きければ大きいほど、慰謝料の金額は高くなります。因みに、慰謝料を請求する相手は「配偶者」「浮気相手」「配偶者と浮気相手」のいずれかです。どれを選ぶかはあなたの意志で決められますが、配偶者と浮気相手の両者に請求する場合は、両者の慰謝料の合計が損害額内になるよう請求しなくてはなりません。

慰謝料請求の例(損害額100万円の場合)

・配偶者に請求→〇配偶者100万円
・浮気相手に請求→〇浮気相手100万円
・両者に請求→〇配偶者50万円・浮気相手50万円
〇配偶者90万円・浮気相手10万円
×配偶者100万円・浮気相手100万円

当然のことですが、夫婦関係を継続させる場合は浮気相手に慰謝料の全額を請求するのが一般的です。配偶者に請求しても、結局夫婦間でお金をやり取りしているに過ぎないからです。

浮気の慰謝料をできるだけ多くもらう方法

「浮気による慰謝料の相場は理解したけど納得はできない」「自分が受けた精神的苦痛に見合うように、相場よりも高い金額をもらいたい」
浮気による慰謝料はできるだけ高い金額で受け取りたいと思うのは、被害者の立場になって考えれば言うまでもないことです。しかし、どうすれば慰謝料をできるだけ多く受け取ることができるのでしょうか。以下に、慰謝料増額の理由となり得る主なケースを挙げてみました。

  • 婚姻期間が長い場合
  • 配偶者が既婚者であることを浮気相手が知っている場合
  • 浮気の期間が長い場合、浮気の頻度が高い場合
  • 決定的証拠があるにもかかわらず、浮気を否認した場合
  • 浮気は二度としないと約束したにもかかわらず、再びした場合
  • 配偶者と浮気相手の年齢差
  • 配偶者の浮気によってうつ病などを発症した場合
  • 夫婦間に子供がいる場合
  • 配偶者・浮気相手の収入・資産が高額である場合
  • 配偶者と浮気相手の間に子供ができた場合

これに該当する項目があれば、慰謝料は増額される可能性があります。しかし、これらはあくまでほんの一例です。実際には冒頭でも述べたとおり、浮気による慰謝料の金額はケース・バイ・ケースで決定されます。より詳しい金額を確かめたい方は、法律事務所などにご相談ください。

精神的な苦痛の物的証拠とは

浮気の慰謝料請求には、浮気していたことを証明する、浮気相手と肉体関係を持っていたとわかる証拠が必要です。

しかし、浮気をより悪質な行為であると判断してもらえれば、請求できる慰謝料の金額をアップすることもできます。

そのためには、浮気による精神的な苦痛を物的に証明するための証拠が必要で、その証拠として医師による「診断書」が必要となります。

配偶者の浮気によって精神的な苦痛を受けて、うつ病になったり、拒食症などのその他病気の症状が出ていたとしたら、それを医師に診断してもらった証拠として、診断書を作成してもらいます。

診断書に書かれた症状が、浮気の精神的苦痛からくる症状であったと承認されたら、浮気の慰謝料をアップすることができるかもしれません。


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