公安警察はどんな事件を捜査する?公安警察が取り扱う事件とは

公安警察はどんな事件を捜査する?公安警察が取り扱う事件とは
2018/05/31




公安警察、と聞いてどういったイメージを思い浮かべますか?「警察の中でもエリート」など、
なんとなくカッコいいイメージを思い浮かべている人が多いのではないでしょうか。

ですが、実際に公安警察が扱っている事件、となると、あまり知らない方も多いでしょう。

今回は、一般人にあまり馴染みのない公安警察の扱う事件とはどういったものか、
について解説していきます。公安警察に興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。

■ 「公安警察」って何?

実際の事件を扱う前に、公安警察とは何か、について簡単に説明しておきます。
公安警察とは、警備警察の一部で、警察庁および都道府県警察の公安部門のことです。

公安警察は、「公安」という言葉のとおり、公の安全、国家体制の安全を守るために働きます。

具体的には、右翼団体や新興宗教、学生運動、大手メディアなどの調査・情報収拾を常に行なっており、法律に違反や国の体制を脅かす動きをしていると判断した場合、逮捕に乗り出します。

公安警察の調査は外部のみならず、同僚である公安警察官にも及んでいると言われており、公安警察として勤務にあたることになる前に、交換警察官の家族関係や交友関係は一通り洗い出されている、といった噂もあります。

公安警察官は、「警察官の中でもエリートがなる仕事」というイメージがありますが、
実際のところはどうなのでしょうか?

実際に、公安警察官に選ばれるためには、警察学校を優秀な成績で卒業する必要があります。

また、公安警察官として選ばれるためには、過去に政治的な運動に関わっていなかったか、
近しい親戚に危険な思想の持ち主がいないか、なども調査されます。イメージ通り、
公安警察官になるのは狭き門だと言えるでしょう。

公安警察官は、その任務の性質上、家族にも仕事内容をあまり話すことはできません。

また、仕事上、場合によってはマスク等で変装したり偽名を使ったりするケースもあり、
警察の中でもかなり特殊な立場であることは明らかです。全国に警察官は約29万人ほどで、
そのうち公安警察官は2千人弱だと言われています。



■ 「公安警察」はどんな事件の捜査をしている?



次に、公安警察が実際にどんな事件の捜査をしているかを確認しておきましょう。

公安警察の捜査1 国際テロ捜査
公安警察の捜査のひとつに、国際テロの捜査があります。
日頃から情報収拾を行い、国際テロの火種を見つけては監視を行っています。

ただし、公安警察が行った国際テロ捜査に対し、国民から非難の声があがったこともあります。

2010年、警視庁公安部の捜査資料114件がネット上に流出した、「警視庁国際テロ捜査情報流出事件」がありました。その流出データによって、公安警察が600人以上のイスラム教徒をテロリストの予備軍として目をつけ、個人情報を収拾していたことが明らかになったのです。

この事件では、プライバシー侵害という点から、公安警察の捜査方法に疑問の声が上がりました。
ただ、国民から批判があったからといって、公安警察がこの事件以降、国際テロの捜査方法を変えたのかどうか、ということに関して国民は知ることができません。

基本的には、公安警察の捜査は秘密裏に行われているため、現在の捜査がプライバシーに
配慮されたものになっているかどうかは定かではないのです。

公安警察の捜査2 過激派団体の捜査

公安警察が、右翼・左翼の過激派団体の監視・情報収拾・取り締まりを行っていることを
ご存知な方は多いでしょう。

同様に、過激な反社会的宗教団体について捜査するのも公安警察の仕事のうちです。
有名なところでいうと、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の捜査、首謀者の逮捕などに
公安警察は貢献しています。

ただ、オウム真理教については、公安警察らしからぬ初動の遅れを指摘する声もあります。

これは、公安警察の得意とするのが、「過激派」の捜査であり、信仰に自由に守られた
宗教団体については、実際に被害が出るまで、手を出しにくかった、ということが一案でしょう。


ドキュメンタリーを得意とする映画監督・森達也が作成したドキュメンタリー映画「A」では、
オウム真理教の内部の実情が写しだされるとともに、捜査を行う公安警察の様子も映し出されおり、
公安警察の強引な捜査方法の一端を垣間見ることができます。

■ さいごに

今回は、公安警察とは何か、および交換警察の扱う事件について簡単にご紹介してきました。

公安警察は、公共の安全と秩序を守ることを目的とする警察であり、警察の中でも優秀な
成績を収めたものだけが就くことができる職です。

そのため、警察を志す一部の人たちの憧れでもあります。ただし、捜査は早朝・深夜を問わず、
仕事内容は極めて過酷になりがちです。

体力・精神力に自信があり、仕事に対して理念をしっかりと持っている人でないと続けるのは
難しい仕事だと言えるでしょう。

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