別居しても離婚しないのはメリットがあるから!離婚しないメリットとは?
2018/07/13

世の中には、何年も別々に住んでいるのに、なかなか離婚しないカップルがいます。
なぜ彼らは離婚に踏み切らないのでしょうか?実は、離婚せず別居することにはメリットがあったのです。
今回は、離婚せず、別居を選択するメリットについてご紹介していきます。
婚姻費用が受け取れる

専業主婦(夫)が離婚しようと考える場合、やはり心配なのは、
「離婚したあとどうやって生活していこうか」という点でしょう。

そういった場合、とりあえず別居して、仕事を探す、という方法があります。
離婚してから仕事を探すよりも、別居しながら探した方がメリットがあるのです。

なぜなら、婚姻が継続している限り、婚姻費用がもらえる権利が発生するからです。

婚姻費用とは、夫婦が日常の生活をおくるために必要な費用です。衣食住にまつわる費用や、医療費、常識的な範囲での交際費や娯楽費、子供の養育費などが婚姻費用にあたります。

専業主婦(夫)が家庭にいる場合は、稼ぎ手が婚姻費用を支払う必要があります

別居してもこの義務は発生しているため、必要な生活費をもらいながら、離婚後の自立に備えることができるというわけです。

ちなみに、婚姻費用は、稼ぎ手の年収や、受け取り手に収入があるか、稼ぎ手が会社員か自営か、などによって相場は変わってきます。

気になる方は、裁判所が公表している養育費算定表に記載されている年収別の婚姻費用の相場表を確認してみてください

ここでは一例を記載させていただきますと、年収700万円の会社勤めの男性が、
年収100万円のアルバイト主婦に支払う必要のある婚姻費用は、月8万円~10万円ほどになります。

当然、稼ぎ手の年収が高くなればなるほど、婚姻費用は高額になります。


離婚を知られずに済む


近年、離婚は珍しいことではなくなってきています。
とはいえ、まだまだ世間体を気にして、離婚したことを知られたくないという人もいます。

そういった人は、離婚したいけれど、まだ知られたくない、という理由から離婚を先延ばしにし、
別居しているだけの場合もあります。

子供の苗字を変えずに済む


離婚したいけれど、子供がいるからなかなか離婚に踏み切れないという人は多いでしょう。


子供には父親と母親、両方揃っていた方がいいだろう、という理由のほかにも、
経済的な理由や苗字が変わることへの懸念といった理由が考えられます。

現在の日本では9割以上のケースで、離婚したあと、子供の親権は母親が獲得しています。

ただし、日本の結婚制度では、女性が男性側の苗字になることが圧倒的に多いため、
離婚によって、子供の苗字が変わってしまうことが多々あります。

学校に通っている途中で、苗字が変わるのは、子供にとって嬉しいこととは言い難いでしょう。

そのため、「子供が小学校をあがるまで」など、区切りを設けて離婚しようと考える夫婦も多いようです。

そういった夫婦はひとまず別居をして、子供に与えるダメージが少ないタイミングを狙って
離婚に踏み切ります。

ちなみに、離婚後、女性側が夫の姓を名乗り続けること、戸籍上、夫の姓を自分の姓にすることは可能です。ですが、離婚した後も夫の姓を名乗り続けたいと思う女性はあまり多くはないでしょう。

別居婚の快適さを享受できる


別居している夫婦の中には、離婚など毛頭考えていない仲睦まじい夫婦もいます。

彼らにとって別居婚は、快適な生活スタイルなのです。
どれだけ好きでも、他人と一緒に生活することはストレスを感じるものです。

一緒に住まずに、適度な距離を保つことで、心地よい関係を築けるという人も少なくないのです

そのため、入籍はするけれど、別居婚にする、という人や、普段は一緒には住まずに、
週末だけお泊まりするという週末婚を進んで選択する人もいるのです。

別居することで、ひとりの時間を大切にでき、また、ふたりで会う時間も新鮮な気持ちで過ごすことができるのです。

自分に合った生活スタイルを選ぼう

今回は、離婚せず別居するメリットについてご紹介しました。
とくに、婚姻費用については知らなかった人も多いのではないでしょうか。

この機会に婚姻費用という概念を学んでいただければと思います。
婚姻関係が続いている限り、別居していたとしても婚姻費用の請求は可能なのです。

結婚にも、別居にも、離婚にも、デメリットもあればメリットもあります。結婚すれば必ずしも幸せになれるのではないように、別居や離婚をしたからといって不幸になるとは限らないのです。

幸せになるために大切なことは、メリットとデメリットを把握し、自分に合った生活スタイルを自分の手で選びとっていくことでしょう。


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