みなさんの夫婦関係は良好ですか？

「もうだめだ・・」と思いあきらめてしまっていませんか？

うまくいっていない夫婦とはたぶん会話がない、あまり一緒に出掛けない、
相手をねぎらう言葉もかけていないなど、ご自分たちでも気づいていることが多いものです。

ですが、日ごろ忙しくてそれを修復しようとせず、イライラすることばかりなのではないですか？
では、夫婦関係をどうやって修復しどういった行動を取ればいいのかここでご紹介してみましょう。


まず相手に対して持っている不満を全て書き出してみましょう。

すっきりした気分になったら、相手になったつもりになりその不満が起きた理由を考えます。

その際に自分の感情は全く入れず、テスト問題を解くような客観的な気持ちで理由を考えることが重要です。

「夫が悪い！」、「妻に責任がある！」などと考えず、映画やドラマの登場人物にしてみて、
どうしてこんなことしたのだろうと考え理由を書きだすようにしましょう。

たとえば、相手が浮気をした場合の理由としてはいつも不機嫌な人が家にいるから帰りたくなくなった、家がいつも汚れているから帰りたくなかったなどです。

また、子育てや家事を手伝わない場合は中途半端に手伝ったことで怒られたことがある、
正しい方法が分からないなどです。

つまり、相手の気持ちをイメージしてその理由を書き出す必要があるわけです。
これも夫婦関係修復のために相手の気持ちをイメージするステップなのです。


少しでも相手が話し始めた時に非難や否定しない話し方をすることが重要です。

夫婦なので相手の味方になってあげることが大切だからです。

ですが、どうしても相手のことを許せないことがあったり、モラル的におかしなことを言っていることだってあるでしょう。

そういった場合でも相手を非難してはいけません。
人間は相手に非難されるとさらにその考え方や方法に執着してしまうと言われているからです。

夫婦関係に変化を起こして修復するためなので、非難でなくそれだと危険でないか？
他人に誤解されないか心配だ、などのように心配している言い方で伝えましょう。

そうすれば、後から相手にじわじわと伝わってくることが多いです。

それを我慢強く続けていけば、相手のことを自分を否定しない味方だととられるようになり、少しずつ相談や会話が増えてくるはずですよ。


夫婦とはこうあるべきだ、ということを優先するあまり、自分をないがしろにしていないですか？

また、ご自分が望むこととこうあるべきだと思うことにギャップがあった時に、こうあるべきことを最優先にしていたことはないですか？

たとえば、良妻賢母であるべきだ、などにとらわれているとそれが夫婦関係に支障をきたします。

それは自分を無視して相手を基準に人生を歩いてきたことになり、基準は自分でなく相手にあったことになります。

これにより自分自身が追い詰められ、相手との関係に支障がでます。

夫婦の評価を気にするあまり、理想と現実の違いに苦しんでいる。
それが回り回って夫婦関係を悪くする原因になります。

それでは、どうすれば本来の自分自身を取り戻せるのでしょうか？

実際に必要なのは自分自身の感情と向き合うことです。

相手に対しての感情を無視せずしっかりと自分自身と向き合ってください。

たとえば、仕事をしていない場合はお金を稼いでいないという罪悪感や、家事や育児がうまくいかない時の劣等感など、は自分を否定することになります。

また、逆に自分は悪くないのにと相手のせいばかりにしてしまう自己逃避や被害者意識、
ねたみや嫉妬・・などの感情があるかもしれません。

でも、夫婦関係修復のためにはそういった感情が悪いと決めつけるのはいかがなものでしょうか？

心の奥底にため込んでしまわず、しっかりとそういった感情と向き合うようにしましょう。

さらに、自分が大切なかけがえのない存在であることをご自分に分からせるようにしましょう。
そういった感情は悪いものではないもので、自分自身で感じるためにあるものだからです。



夫婦関係修復するための４ステップをご紹介してみましたが、みなさんの夫婦関係修復にお役に立ちそうでしょうか？

今まで心の中で滞ったままの感情を一掃していただき、新しい理想の夫婦の形をイメージしてみましょう。

たとえば、夫婦で楽しく外食したり、旅行に行ったり、お子さんやお孫さんと過ごすなどです。
そうすれば、いつかそれが現実になるはずです。

夫婦関係修復するということは無理のない自然な夫婦関係が展開されることだと言えます。
これは夫婦関係だけでなく、人生は自分の思い通りに変えられるということにもつながると言っていいでしょう。

夫婦関係に不安を持つ方は、夫婦関係修復のために実践してみてはいかがでしょうか。