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防犯ブザーで防犯対策!防犯ブザーの効果と正しい選び方

2018/02/20

不審者に出会った場合、怖くて大声で助けを呼べない、という可能性は多いにあります。
そういった場合に備えて、子供に防犯ブザーを持たせておきましょう。

不審者に出会った場合、怖くて大声で助けを呼べない、という可能性は多いにあります。
そういった場合に備えて、子供に防犯ブザーを持たせておきましょう。

防犯ブザーには、助けを呼ぶ効果と、犯行を中止させる効果、犯行を予防する効果の三つの効果があります。

不審者は、お子さんが防犯ブザーを持っているとは通常予測していません。
予期せぬ音が鳴ったことにより、不審者は犯行を中止します。

防犯ブザーが鳴ると、不審者に「犯行がバレる。逃げなくては」という恐怖を与えることができます。
防犯ブザーには、犯行を中止させ、不審者を追い払う効果が期待できるのです。

また、ランドセルなど、見えるところに防犯ブザーをぶら下げておくことで、「ブザーを鳴らされたらやっかいだ」と不審者に狙われにくくなるという効果も期待できるのです。

防犯ブザーは自分の身に危険が及んだときにとっさに使える必要があります。
ただ持っていれば安心というものではなく、実戦で使うためには使い方を何度か練習しなければいけません。

防犯ブザーまだ持っていない方や持っているけど一度も使ったことがないという方はご参考にしてください。

1. 防犯ブザーは犯罪を未然に防ぐ効果がある

防犯ブザーは被害にあった時に鳴らす使い方だけではなく、犯罪を未然に防ぐ効果もあります。

今は女性向けにデザインされたハート型の防犯ブザーなどが販売されています。
これはファッション性が高く持ちやすいですが、相手に防犯ブザーと気付かれない可能性が高いです。

誰が見ても防犯ブザーとわかるものをあえて付けて、相手に見せ付けることも効果的な方法です。
防犯ブザーを携帯することで自分自身も防犯に対する意識を高く持つことが出来ます。


2. いざと言うときのため、防犯ブザーを使う練習をしておく


防犯ブザーには使い方が数種類あります。

ピンを引き抜いて防犯ベルを鳴らす
紐を引っ張って防犯ベルを鳴らす
ボタンを押して防犯ベルをならす

事前に何回か練習しておかなければいざと言うときに使い方がわからないことがあります。
ピンを引き抜くタイプは引き抜いたピンを元に戻さないとベルが鳴り止まないのでピンを投げてしまえば犯人はベルをとめることが出来ないのでお勧めです。

定期的に防犯ブザーの電池残量が大丈夫か確認もしなければいけません。
使用していない場合でも電池は少しずつ放電してなくなっていくので注意が必要です。


3. 防犯ブザーは子供だけでなく大人も使える


防犯ブザーは子供がつけているイメージですが、女性やお年寄りにも使用して頂きたいものです。

大人が使う場合はひったくりにも効果的で、人通りの少ない道や暗い夜道を歩くときにはカバンにつけた防犯ブザーのピンを指にかけながら歩きます。

その状態で引ったくりにあうとピンが引き抜かれ、防犯ブザーが鳴りピンを戻さない限りブザーはとまりません。

本来はカバンごと全部獲られていたはずが、慌てた犯人はカバンを捨てて逃げるかもしれません。

カバンの中の財布を抜き取られる可能性もありますが、本来よりも被害を最小限に食い止める効果があります。

4. 防犯ブザーをつける場所を決めておく

防犯ブザーをつける場所はいつも同じ場所に取り付けてください。
カバンの中やポケットではなく、カバンのもち手など出来れば外から見える場所に取り付けるのがオススメです。

防犯ブザーを探さなくてはいけいようではせっかくの防犯ブザーの効果が半減してしまいます。

5. 防犯ブザーの音を選ぶ

防犯ブザーの中には「タスケテー!」と人の声が鳴る防犯ブザーが存在します。

通常の防犯ベルの「ピピピピピッ」と言う音ではいくら大きく鳴っていても気にしない人が意外と多く、助けを求めるためにはやはりシンプルに助けてと叫ぶほうが効果的なのです。
大きさも重要ですが音の種類を重視して選ぶほうが良いかと思われます。


防犯ブザーは使いやすさと音で選ぶ
ネット通販などで防犯グッズを探すと、様々な防犯ブザーが販売されています。

どの防犯ブザーを選べばいいのか悩むと思いますが、防犯ブザーの選び方には、「使いやすさ」「音の大きさ」などを意識して子供でも使いやすいものを選ぶ必要があります。

音の大きさの目安

120デシベル以上
飛行機のエンジン音や落雷の音。
かなり離れた場所でも気がつく音の大きさ。
90〜110デシベル
車のクラクション、犬の鳴き声。
周囲の人に問題なく届く音の大きさ。
50〜80デシベル
店内に流れる音楽や車の走る音
近づかないと気づかないレベルの音。
20〜40デシベル
木の葉のこすれる音や閑散とした住宅街の昼の音。
ほとんどの人が気にしないレベルの音。

この音の目安を参考にすると、最低でも、70デシベル以上の音が鳴るものを選んだ方が良いでしょう。

防犯ブザーで一番大切なのは、「犯人がビビるくらい大きな音が出るか」です。
購入時に何デシベルの音が出るかを確認しておくと安心です。



また、防犯ブザーは、大きく分けて
  • ピンを引き抜いて防犯ベルを鳴らす
  • 紐を引っ張って防犯ベルを鳴らす
  • ボタンを押して防犯ベルをならす
の3種類があることは先にご紹介しました。

「ピンを引き抜いて防犯ベルを鳴らす」タイプは、一番スタンダードな防犯ブザーで、紐を引くだけで音が鳴るタイプです。

ランドセルなどに取り付けることができ、一見して防犯ブザーを持っていると分かるので、犯罪抑止効果も期待できます。

紐を引っ張って防犯ベルを鳴らす」タイプの防犯ブザーは、ピンを引くと音が出て、ピンを差し戻すまで音が出続けるものです。

子供が防犯ブザーを押すと、不審者は防犯ブザーを止めようとすることも考えられます。

不審者が防犯ブザーを簡単に止めることができたり、持ち主から防犯ブザーを奪って、簡単に止めることが出来たりすると防犯ブザーとしての役目を果たせません。

ピンを引き抜くタイプの防犯ブザーであれば、ピンを遠くに投げてしまえば、防犯ブザーを止めることができにくいという利点があります。

ボタンを押して防犯ベルをならす」タイプの防犯ブザーは、「ボタンを押しても音が出るし、紐で引いても音が出る」など、音の鳴らし方が数種類あります。

紐タイプは紐を抜くことが出来ない状況もあったりして、すぐに防犯ブザーを鳴らすことが出来ないこともありますが、ボタンタイプは子供の力で簡単に防犯ブザーを鳴らすことができます。

しかし、ボタンを押すタイプの防犯ブザーは、ボタンを手から離すと音が鳴りやむものが多く、不審者に奪われてしまったら音が鳴りやんでしまうことも多いので、注意が必要です。

防犯ブザーの音の出し方によって特徴があります。

どのタイプが一番いいとは断言が難しいですが、実際に子供と触ってみて、どれが一番使いやすいかで購入を決めるというのもいいでしょう。


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