探偵学校には、先生の講演を聞くタイプの学校や、通信教育、実地で訓練を行うタイプなど、様々なタイプのものがあります。
でも、
最短で探偵になりたいなら、どの探偵学校を選べば良いのでしょうか?
今回は探偵学校の種類について紹介していきます。
「探偵に憧れている」「今から探偵に転職ってできるんだろうか」と考えている方は
本記事をぜひ参考にしてみてください。
よくある探偵学校の種類とは?
まずは、よくある3種類の探偵学校をご紹介していきます。
種類1 講演・授業タイプ
講演・授業タイプの探偵学校とは、
警察のOBや現役の探偵を講師としてまねき、授業を聞きながら探偵の実務に必要なイロハを学んでいくタイプの学校のことです。
たとえば、行方不明者の調査の場合、「行方不明者の年齢・職業・性別・行方不明になった状況別の調査例」を学ぶと同時に、「なぜ行方不明になるのか。どういった理由で行方不明になる人が多いのか」といった
対象者の心理についても学んだりもできます。
探偵事務所では、
浮気調査や行方不明調査が多くなってくるので、そういった調査の事例について詳しく学んでおけば、実地でも役立たせることができます。
講演・授業タイプの探偵学校の利点は、実際に顔を見て講師と接することができること、それに同じ志をもつ人と立ちと一緒に授業を受けることができることです。
縦のつながりや横のつながりができやすいので、
探偵学校の求人についてなどの情報も得やすくなりますし、就職活動対策もたてやすくなります。
また、探偵学校によっては、探偵事務所と連携しており就職を斡旋してくれるところもあります。
種類2 通信教育タイプ
通信教育タイプの探偵学校は、
自宅で気軽に学ぶことができるタイプの探偵学校です。
この探偵学校の最大のメリットは、
仕事で忙しくても合間に学習ができるという点です。
一般的な会社員は平日週5日働いていますから、探偵学校に通うのは時間的に難しいという人が多いでしょう。
「
探偵に転職したい。でも仕事が忙しくて学んでいる時間はあまりない」という
ジレンマを解決してくれるのがこの通信教育型の探偵学校なのです。
ただし、このタイプの探偵学校は、気軽に始められるため、本人のやる気次第で学べるかどうかが変わってきます。
忙しさにかまけてほったらかしにしていると、教材だけが溜まっていって結局ほとんど勉強しなかった、という結果になってしまう危険性もあります。
種類3 実習タイプ
実習タイプの探偵学校は、
座学ではなく、実際に尾行や聞き込みなどを行うことでスキルを高めていくタイプの探偵学校です。
たとえば、「専門の機械を使用し、盗聴器を発見・除去する実習」「生徒同士で対象者と探偵役になり、バレないように撮影しながら尾行をする実習」などがあります。
実習を繰り返すことで即戦力になれる技術を身につけることができます。
探偵になれる最短の方法とは?
ここまで、探偵学校の種類を確認してきましたが、では実際にどのタイプの探偵学校に行けば最短で探偵になれるのか、を見ていきましょう。
最短で探偵になるなら実習タイプがおすすめ
最短で探偵になるために選ぶ探偵学校として、
実習タイプがおすすめです。
なぜ実習タイプをすすめるのか、その理由は2つあります。
- 実際に調査のやり方を探偵(または調査員)から学べる
- 就職支援も行っている
実際に探偵がどのようにして調査をやっているのか、
調査のやり方を講演やテキストから学ぶには限界があります。
実習タイプなら、探偵から直接調査の手ほどきを受けることができ、調査員から現場のナマの声を聞くことが出来ます。
また、
実習タイプの探偵学校では、その探偵学校を運営する探偵事務所に就職しやすくなります。
脱サラして探偵を目指したいという人、または空き時間を有効に使って副業として探偵のアルバイトをしたいという人には、実習タイプで探偵について学ぶのが向いていると思います。
スキルアップを考えている人には学校が役立つ
いまは就職は考えていない、出来る事を増やしたいという方には、
講演やテキストから探偵について学ぶのほうが向いています。
将来の事を考えてスキルアップを目指している、という方が色んなジャンルの技術を身につけるのは悪いことではありません。
むしろ、出来ることが増えれば、それだけ将来の選択肢が多くなります。
また、探偵のスキルというのは調査だけに使われる物ではなく、例えば物の考えかたや受け取りかたでも違った見方ができるので、スキルの他に習得できる物もあります。
最後に
探偵になるのに、必ずしも探偵学校に通う必要はありません。
ですが、探偵としてスキルアップしたい、学びたい、という場合には探偵学校を活用してみるのも良いでしょう。
探偵学校には様々なタイプの学校がありますから、見学などを受け付けている場合はまずは一度自分の目で確認し、自分のニーズにあった学校を選ぶようにしましょう。