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離婚時の慰謝料の相場って?弁護士流の慰謝料マル秘ゲット術
更新日付 2019/08/19
「もう充分、
離婚専門の弁護士としてやっていけますよ」

探偵時代、私は多数の浮気調査をこなしていた関係上、離婚に関する質問を依頼者から受けることもしばしばでした。

中でも多かったのが「どうすれば慰謝料を多くもらえるか」という質問です。

これを訊かれる度に仲の良い弁護士に相談をしていました。 そして、そんなことを繰り返しているうちに、その弁護士に言われたのがこのセリフです。

離婚問題のプロに太鼓判を押された元探偵の私が、「離婚時の慰謝料をつり上げるマル秘情報」を今からみなさんにそっと教えます。
離婚時の慰謝料の相場

離婚時の慰謝料の金額には、明確な基準はありません。
離婚の原因は十人十色ですし、請求者と被請求者の状況、例えば収入や子供の年齢などによっても変わってくるからです。ただし、両者の状況が余程特殊でない限りは、離婚事由によってだいたいの相場は決まっています。

浮気・不倫

浮気相手と肉体関係、つまり法律用語で言う「不貞関係」にあった場合、
慰謝料は50万〜300万円と言われています。

精神的・身体的な損害

配偶者から精神的損害、または身体的損害(DV)を受けた場合は、50万〜500万円と言われています。
経緯、頻度、程度などによって金額は変わってきます。


夫婦間の義務の放棄、法律用語で言う「悪意の遺棄」をされた場合、相場は50万〜300万円と言われています。

・悪意の遺棄の例は以下のとおりです。

その他の事由

例えば「セックスの拒否」の場合は、100万〜300万円と言われています。

その他、「性格の不一致」「宗教上の対立」「刑事事件によって刑務所に服役」などの事由の場合、
慰謝料の金額はケース・バイ・ケースで決まるとしか言いようがありません。

離婚時に慰謝料を多くもらう方法

「浮気の慰謝料の相場は?できるだけ多くもらうには?」の項目でも説明いたしましたが、
慰謝料をできるだけ多くもらうのに必要なのは「証拠」です。
どういう事由で、どのような経緯で離婚に至ったのか。それを第三者に明示できる形のもの、
すなわち証拠を集めることが不可欠です。ここでは、示談や裁判で有力な証拠になり得るものを、
離婚事由別に紹介していきます。


浮気・不倫
二人が肉体関係である証拠、つまり不貞行為があったという証拠を掴む必要があります。
不貞関係が立証されなければ、慰謝料を取るのは難しいからです。

例えば、以下のようなものです。
精神的・身体的な損害
「精神的・身体的な損害を夫から受けた」ことを示す具体的な証拠とは、例えば以下のようなものです。

夫婦間の義務の放棄

「夫婦間の義務を放棄された」ことを示す具体的な証拠とは、例えば以下のようなものです。

その他の事由
事由によって証拠となるものは変わってきますが、いずれにせよ離婚事由に関する詳しいメモを取っておくに越したことはありません。
以上のような証拠は個人の力で収集するのは難しいケースも多いです。
したがって、ある程度予算があれば、探偵事務所や興信所に証拠集めを依頼するのがベストです。

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