浮気調査で一番難しいのは対象者が必要以上に異常に警戒しているときです。
これから浮気相手と会いにいくので多少警戒はしていますが、自宅や勤務先から出てきた瞬間から周囲を見渡し誰か後ろをついて来ていないか数十秒ごとに何度も振り返る。
このような行動をずっとされてはいかに優秀な探偵であっても尾行するのは非常に難しくなります。
あとから依頼者の話を聞くと
パートナーの浮気を疑って必要以上に問い詰めた結果このような警戒行動に繋がったのではと推測されます。
■調査の失敗例
1. 出てきた瞬間から非常に警戒している
自宅から出てきた瞬間から異常に警戒している対象者がいます。
人通りの少ない道で急に立ち止まったり少し歩いては振り返りを繰り返し、これ以上尾行を続けると発覚のリスクがあるので尾行を中断せざるを得ない状況です。
依頼者に事情を説明すると、依頼者は
浮気をしていることに腹を立てて我慢できずに数日前にパートナーに詰め寄ってしまったそうです。
余計なことをして言ってしまったと後悔されていましたが、その結果調査が出来ない状態になってしまいました。
2. 警戒の素振りがわかりずらい対象者
歩いている最中に立ち止まったり急に振り返ったり警戒している素振りを見せる対象者はいますが、
一番厄介なのは警戒している仕草をあえて見せない対象者です。
プロの探偵であれば少しの動きからでも警戒している様子を感じ取ることができますが、その素振りが非常にわかりずらい対象者がまれにいます。
このタイプは非常に危険で、少しでも気を抜いて尾行の距離間を間違えると調査発覚に繋がります。
あとから聞くと依頼者がスマホを盗み見たことがどうやらバレていたようです。
3. 窓から張り込む姿を監視されていた
外出前に自宅の窓から周りの様子を監視している対象者がまれにいます。
窓から姿が見られないように張り込みはしますが、マンションの高層階からひっそりと見られている場合があります。
付近に長時間停まっている不審な車両や人を事前に覚えておき、後をついてこないか確認します。
窓からすでに姿を見られているので尾行中一度でも視界に入れば調査を続けることができなくなります。
以前別の探偵社で調査をしたときに浮気が発覚したらしく、探偵に非常に警戒心を持っていた対象者でした。
■ 浮気調査を依頼する人が注意する事
- 浮気の疑いがあっても問い詰めてはいけない
- 怪しまれていると相手が感じるような行動をしてはいけない
- メール・手帳を無理に見ようとしてはいけない
- 浮気調査していることを匂わせる発言をしない
パートナーの浮気調査をご自身でする方もいますが無理な調査や問い詰めはパートナーの警戒心を上げることに繋がります。
また我慢できずにパートナーに浮気を問い詰めてしまったり、浮気相手宅に乗り込んでしまう依頼者の方もいるのでそうなると調査継続不可能な状態になります。
浮気していることがわかっているのに何も言えない怒りやもどかしい気持ちはありますが、
調査を成功させるには普段と同じ生活を演じてご自身の行動や言動にも十分に注意しなければいけません。