◆ ネットを使った人探しの方法
最近では知人の連絡先と言えば、スマホの電話番号やLINEアドレスなどが中心で、住所や家の電話番号などは知らないというケースも増えてきました。
こうなると、久々に連絡を取りたいと思っても、スマホの電話番号を変更されてしまうと、なかなか連絡がつかないというケースも。
そんな時、
ネットを利用して人探しをする方法があります。
それにはいろいろなアプリを利用して探すことになりますが、各アプリには特徴がありますので、確認しておきましょう。
◆ LINEを使った人探しの方法
仲のいい友人とのチャットや、無料通話が楽しめるアプリ「LINE」。このLINEでも人探しは可能です。
方法は簡単。
探したい人のメールアドレスで検索するだけです。
スマホのLINEの友達検索機能は、自分のスマホに登録しているメールアドレスで相手を検索するシステムがあります。
相手がメールアドレスを変更していても、LINE登録時のメールアドレスが同じであれば検索に引っかかります。
もう一つ探す方法はあります。
LINEには「タイムライン機能」があり、
友人や知人のつぶやきなどを見ることができます。
そのつぶやきに対して、探している人がいるかもしれません。
ただし、そのコメントから直接コンタクトはできませんので、コメントをもらった友人に、
その探している人の連絡先などを聞く必要があります。
LINEを使った人探しは、最低でもメールアドレスを知っている人か、友人の友人までに限られるため、それ以外の関係性の人は探せないという弱点があります。
初恋の人や、お世話になった先生、以前勤めていた会社の同僚などを探すには不向きですのでご注意ください。
◆ twitterを使った人探しの方法
短文のメッセージを世界規模で拡散できるのがtwitter。
利用者も多く、
LINEよりも広範囲の人探しに向いているといえるでしょう。
Twitterで人を探す方法は、まず利用者にその名前がないかを検索します。
ただしtwitterは本名ではなくても登録できますので、いろいろな検索方法が必要になります。
例えば名前が「太郎」さんなら、「たろう」、「タロウ」「たろー」「タロー」「taro」「tarou」などなど。
もう一つの方法としては♯(ハッシュタグ)から検索する方法があります。
探している人の名前やニックネームなどに♯をつけて検索すれば、その人にたどり着けるかもしれません。
Twitterを使った人探しの問題は、名前が同じだからと言って、探している人本人かどうか確認が取れないことです。
また、探している人が完全に
名前を伏せてtwitterを利用している場合、
まず見つかりません。
探せる範囲は広範囲ですが、その分条件が厳しくなるということになります。
◆ Facebookを利用した人探しの方法
Twitter同様に、世界規模で利用者が存在するFacebookも人探しの手段として活用が可能。
Facebookの場合、原則実名登録となっているため、twitter以上に探し人が見つかる可能性は高いと言えます。
探す方法は単純にFacebook内で名前を検索すること。さらに相手の
出身地や
出身校を知っていれば絞り込みによる検索も可能です。
TwitterやLINEに比べると、より広範囲で、より確実な捜索が可能と言えるでしょう。
Facebookを利用した人探しの問題点は、相手が実名利用をしていない場合や、相手の詳細な情報がない場合。
特に詳細な情報がない場合、
同姓同名の他者が大量に引っかかる可能性がありますので、絞り込むのが難しくなります。
そういった場合は、
検索に引っかかった人が他のSNSをしていないかチェック。
Facebookでは出てこなかった情報が、twitterやインスタグラムにある可能性もあります。
やや手間はかかりますが、他の方法に比べれば可能性は高いといえるでしょう。
◆ mixiを利用した人探しの方法
日本国内では多数の登録者を持つmixi。
探している人も登録している可能性は高く、期待のできるSNSと言っていいでしょう。
Mixiには多数のコミュニティが存在しているので、探している人の出身地、出身校、趣味、特技、勤め先などから絞り込むことも難しくありません。
Mixiを利用した人探しの問題点は、
まず第一に現状利用者が減少の一途であるということ。
アカウントは持っていても利用していないという人も少なくなく、例えmixi内で探し人を発見しても、
連絡がつくかどうか怪しいところです。
また、mixiも実名登録が義務付けられているわけではないので、探している相手が実名で登録していないと、本人かどうか確証が得られないという問題もあります。
もし、探している人と思われる人を見つけた場合は、その人の日記や、ほかに利用しているSNSなどを探してみてください。
本人であると確証を得るには、
やはり多数の情報を集めることが基本となります。
◆ インスタグラムを利用した人探しの方法
若い人を中心に人気のSNSインスタグラム。
このSNSは写真投稿が中心と言うこともあり、探している人が自分も写っている写真をアップしていれば、見つかる可能性は非常に高くなります。
検索方法はまずはアカウント名検索。これはFacebookやmixiと同じ方法です。
ただし本名そのままで登録していない限り
見つけ出すのは難しいかもしれません。
検索に引っかかった人がいたら、
その人の投稿を細かく確認してみましょう。
探し人が映っている写真があればビンゴです。
また、インスタグラムもLINEやFacebook、twitter同様に、自身のスマホに登録されているメールアドレスで一括検索を行うシステムがあります。これも利用してみましょう。
◆ 尋ね人探し人を利用した人探しの方法
尋ね人探し人は、人探しを依頼したい人が、情報提供を求めるサイトです。
使い方は、尋ね人探し人で探している相手の情報を「依頼」という形で登録します。
そして、尋ね人探し人に掲載された依頼内容から、その人の事を知っている人からの情報提供を待ちます。
情報提供のメッセージは、事前に登録したメールアドレスに、尋ね人探し人の管理からメッセージが届きます。
情報提供を求める依頼にはメールアドレスは表示されることはありません。
尋ね人探し人の一番の特徴は、情報提供に対して礼金を設定できることです。
有力な情報提供者には、礼金○万円というように、報酬を設定することができます。
◆ いまどこ?青い糸、赤い糸を利用した人探しの方法
昔の恋人にもう一度会いたいと考えている人、元カレや元カノを探すのに使える掲示板が「いまどこ?青い糸、赤い糸」です。
会員登録を行ったら、メッセージや掲示板への書き込みを行うことができます。
年代別のスレッドあり、会いたい人の年代のスレッドでメッセージを書き込みます。
書き込み内容は自由で、連絡を待っている人の相手の名前や特徴、自分とどのような関係だったのかを書き込めば、相手も会いたいと思っていたとき特定しやすくなります。
想い出掲示板では、年代ごとに当時の想い出から、探している相手を特定することができます。
例えば1990年に〇〇高校を卒業というように、その年の想い出深い事柄を書き込み、探している人を特定します。
◆ ネットを利用した人探しのコツ
ネットを利用した人探しの方法についていろいろと調べてみた結果、それぞれのアプリごとに特性があることが分かりました。
アプリを利用する場合は、その特性を十分理解して、有効な手段を利用するようにしましょう。
比較的近しい関係だった人を探すならまずはLINEから。
さほど近い関係ではなかったけど、
出身地や出身校などを知っているのであればmixiやFacebookから。
より確率の高いSNSを考えて探し始めることで、捜索の時間短縮につながります。
ここまでは基本的に本名を知っている人の探し方を中心に見てきましたが、中にはネットで出会った人を探したいという人もいるでしょう。ネットの世界では相手についてわかっているのは出会った場所で名乗っていた名前だけということもしばしば。
これではさすがに情報が少なく、ネットを駆使しても見つけるのは難しいかもしれません。
そんな時は、
ネットで出会った時の状況を利用しましょう。
例えばネットゲームで知り合い、相手のハンドルネームしか分からないという場合も、
希望は低いですが、探す方法は0ではありません。
ネットを利用している人の中には、どのSNSやゲームでも、同じハンドルネームを愛用している人は少なくありません。
ネット上でいろいろ登録する場合のパスワードを、同じパスワードで統一するのと同じ要領です。
つまりネットゲームで使用していたハンドルネームを、
twitterやFacebookといったSNSで検索してみましょう。
ひょっとすると探している人に出会えるかもしれません。
いずれにせよ、ネット上で人を探す場合は少しでも情報が多いことが、見つけ出すコツと言えます。
考えてみれば人探しの基本中の基本ですね。
例えば探偵や興信所に人探しを依頼する場合も、情報が多ければ多いほど短期間で見つけられると言われています。
人を探す場合はまず情報の収集と整理。
そしてその人が使っていそうなSNSを推測して探す、さらに怪しい人を見つけたら、その人が他のSNSやゲームを利用していないか探し出し、少しでも多くの情報から本人を特定するようにしましょう。