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盗聴器が仕掛けられたコンセントの見分け方!形状と場所から特定する!

更新日付 2019/10/04

コンセント付近によく仕掛けらてれる盗聴器といえば「コンセントタップタイプ」「延長コードタイプ」「クリップタイプ」の盗聴器があります。

コンセントタップタイプは一番市場に多く出回っている商品であり、取り付けも簡単な人気のある商品です。

家で使用しているコンセントタップを毎日チェックしている人は当然おらず、だいたいが同じ形状をしているので自分が購入したものか記憶が曖昧なことも盗聴器と気付かない要因のひとつでしょう。

コンセント付近にあるこの3タイプの盗聴器であれば、「本体の形状」と「仕掛ける場所」が限られているので盗聴器が仕掛けられていないかご自身でもチェックは簡単にできます。



盗聴器が仕掛けられていないか見分ける

1.コンセントタップタイプ

コンセントの差込口が3つあるタップがよく使用されていますが、主に大型家具の後ろに設置されています。

テレビ・冷蔵庫・ベッド・食器棚などは近くにコンセントがあり、主に後ろに隠れているのでまずはここを調べてください。

見覚えのないコンセントタップがささっていた場合は盗聴器かもしれません。


2.延長コードタイプ

コンセントの差込口が3つある延長コードタイプがよく使用されています。
設置されている場所はコンセントタップタイプと同じで、大型家具の後ろに隠れて見えないコンセント部分です。

普段白い延長コードを使っていれば似た形状の延長コードタイプの盗聴器にすり替えられているかもしれないので、見えている部分であっても延長コードを使用している場合は盗聴器でないか確認しなければいけません。


3.クリップタイプ

クリップタイプは本体から2つクリップが伸びている盗聴器です。
これはコンセント内部に仕掛ける盗聴器なので、コンセントカバーをはずして内部を確認しなければ見つけることはできません。

取り付け方法は、コンセントカバーと固定されているネジをはずしてコンセントを中から引き出します。
コンセントに繋がっている配線に2つのクリップをはさんで元にもどすことで、バレずに半永久的に盗聴が行える仕組みです。

見つけるには逆の手順でコンセントカバーを開かなければいけませんが、感電する恐れがあるのでブレカーを切って電気を遮断してから作業をおこなってください。

電流が流れている危険な箇所なのでコンセントの交換には電気工事士の資格が必要となります。
クリップの確認作業のみなら問題はないですが、資格がない場合はコンセントを交換する作業は決して行なわないで下さい。

盗聴器を形状と場所から特定する

コンセントタップタイプと延長コードタイプの盗聴器は、コンセントの差込口を目視で確認するだけで発見することができます。

この2つの盗聴器の見た目は、市販されている一般的なコンセントタップや延長コードと同じ見た目なので、見た目だけでは盗聴器だとはわかりません。

そのため、コンセントタップタイプと延長コードタイプの盗聴器が仕掛けられていないか調べる際には、盗聴の状況証拠を集めます。

  • コンセントが物陰に隠れるように家具が配置されていないか。
  • 家具家電の位置が家主の知らないうちに移動していないか。
  • 見慣れないコンセントタップや延長コードを使っていないか。
  • コンセントタップや延長コードに「A、B、C」が表示されたシールが貼られていないか。

他にも電力消費量を調べるなどの方法がありますが、盗聴器の電力消費は小さな物なので、普段の電力消費と若干の誤差を調べるのはかなり難しいと思われます。

また、クリップタイプの盗聴器については、先にご紹介した通り、コンセント内部に仕掛けられる盗聴器ですから、素人が目視で発見するのはほぼ不可能です。

3つの盗聴器はいずれもコンセント周辺で発見することができます。

コンセントタップタイプや延長コードタイプの盗聴器はネット通販で売られているため、ネット通販の販売サイトで現物の写真を確認して、盗聴器の形状を覚えておくことも対策のひとつです。

盗聴器を発見出来る可能性が高い方法

ここで解説した3つの盗聴器のうち、2つの盗聴器は素人でも目視で発見できる可能性があります。

しかし、残りのクリップタイプは素人では発見が難しく、盗聴器を撤去しようとした場合は専門家の手が必要になります。

盗聴器は自分で発見することができる物もありますが、より正確に盗聴器を発見しようとした場合は、盗聴器発見業者などのプロに調査を依頼して、盗聴器を見つけてもらうのが良いでしょう。


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