妻からのセックス拒否によって夫が浮気に走るのは、ごく自然なことと言ってもいいでしょう。
なぜなら、性欲は人間の三大欲求の一つだからです。
この欲求を満たせないという環境は夫にとって大きなストレスになります。
そのため、妻の代わりに欲求を満たしてくれる他の女性を求めることになるのです。
妻が妊娠中である場合、まずひとつ、先に述べた「妻に性交渉を断られる」という状況になります。
もちろんこれは仕方のないことで妻には何の非もないのですが、性欲という生理的欲求を満たせないことが夫のストレスになってしまうのもまた事実。
さらに、妊娠したことによって妻が「女」ではなく「母親」になったと夫が感じた時、「女」を求めて別の女性に目を向けるということもあります。
結婚後にファッション、メイク、体型にまるで頓着しなくなった妻は、女性としての魅力を失ってしまいます。 結婚して家族になっても夫婦は男と女。
女性として魅力的であることを放棄してしまっては、夫は妻に飽きてしまったり嫌気がさしてしまうことも。
そして、そんな妻に失望した夫は、妻ではない魅力のある「女性」に目を向けるのです。
夫婦のコミニュケーションはとても大切です。
しかし、夫婦のなかには「夫(妻)ならわかってくれる」と「さっしてほしい」人もいて、コミュニケーションが不足している夫婦もいます。
夫とのコミュニケーションが不足していて、夫の気持ちを理解することができなければ、夫の浮気癖も治すことはできません。
男性はある意味、プライドで生きている生き物です。
ですから、職場において自分の仕事が評価されない状態が続くと、不満が溜まってきます。
その不満の捌け口を女性に求めがちになるのですが、妻にこれが期待できない場合、
男性は違う女性にこれを求めるのです。
職場で常にストレスに晒されている夫が、若くて綺麗な女性からアプローチをされたら、「浮気でストレスを解消しよう」と思ってしまう可能性はあります。
また、夫が気が弱くて断ることが苦手な性格である場合、夫自身はあまり気乗りしないけれど相手に流されて浮気してしまう、ということもあります。
「妻に浮気をされたので、自分も仕返ししてやろう」という動機で浮気をする男性もいます。
浮気された側の恨みは得てして深いものですから、パートナーの浮気からかなり年数が経っていても、
この動機で浮気をする人が存在します。
夫をいつもねぎらい、愛情をきちんと表現することで、夫は次第に自分の浮気癖を自発的に反省しだすはずです。
ただし、媚びるようにベタベタした態度をとるのは逆効果です。
あくまでも自然な接し方を心掛けてください。
浮気をするにはお金がかかります。
ですから、小遣い制にして毎日食事代程度だけを渡すようにしてみるのです。
ただし、あまり締め付けると夫の不満を募らせることになり、離婚の原因にもなりかねません。
浮気以外の娯楽にかかるお金については、大目に見てあげましょう。
まず、「浮気をしたら絶対に離婚する」という旨を、あらかじめ伝えておきましょう。
また、浮気が発覚してその後の人生がボロボロになった人の話などを、さりげなくしてみるのもいいでしょう。ただし、しつこく言うのは厳禁です。夫がげんなりしてしまいます。
夫はいわゆる「かわいい系」の女性が好きで、食べることが大好き。
それに対して、妻はいつも「綺麗系」のファッションで身を固めて、夫にもダイエットを強いる。
これではいけません。自分のスタイルを貫くのも大切ですが、夫に歩み寄る姿勢も忘れてはいけません。