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ストーカー対策で絶対にやってはいけない4つの間違った対策

2018/07/09

ストーカー被害は、自分に全く非がない場合でも、被害者になってしまう可能性のある犯罪なのです。

今回は、ストーカー対策で、絶対にやってはいけない対策をご紹介します。
ストーカー対策の基礎知識としてチェックしてみてください。

絶対にやってはいけない間違ったストーカー対策とは
まず、絶対にやってはいけない間違ったストーカー対策についてご紹介します。

1. 連絡の遮断

ストーカーが知り合いであり、連絡先を交換していて、連絡をとったことがあるにも関わらず、一方的に連絡を遮断することは注意が必要です。

ストーカー被害被害はとても恐ろしいものですから、「連絡先を消してしまいたい。ブロックしてしまいたい」と感じるのは当然のことです。

ただし、注意していただきたいのは、一方的に連絡を遮断されてしまった、となれば、ストーカーを刺激してしまいかねないということです。

連絡先を無言で遮断するのではなく、嘘でよいので、相手を刺激しないような口実を作って距離を置くのがよいでしょう。

ストーカーから殺されてしまったような重大な事件のいくつかは、被害者が怯えて一方的に突然連絡を遮断したことから、犯行がエスカレートした事例がたくさんあります。

くれぐれも犯人を刺激しないようにしましょう。

2. 嫌われようとする


ストーカーをむやみに刺激することは得策ではありません。

「ストーカーは私(俺)のことが好きだからつきまとっているんだ。じゃあ、嫌われればいいんだ」と無理に嫌われるような行動をとるのだけはやめておきましょう。

ストーカーの認知は歪んでいます。

「あんなに理想的だったあの人が変わってしまった。おしおきしなければ」と暴走したり、「誰かに命令されてあんな態度を取っているのかもしれない、私が助けてあげなくちゃ」と付きまといがエスカレートしたりすることもあるのです。

3. 第三者の介入


ストーカーは、恐ろしい犯罪ですから、身近な人に相談したい、と考える人も多いでしょう。
元恋人がストーカーになった場合などは、現在の恋人に相談することも考えるでしょう。

相談するだけなら問題はありませんが、第三者が、「俺(私)が話をつけてやる」とふたりの間に介入することで、被害者を増やしてしまう危険性が高まります

いきなり現れた第三者は、ストーカーにとってはヒーローではなく、二人の間を引き裂く邪魔者でしかありえません。

4. 警察に相談しない


「つきまとわれているだけで、身体的な被害はないから警察に相談してもうごいてくれないだろう」
「警察にプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのは嫌だ」と警察を避けていては、被害が拡大してしまいかねません。

近年、警察ではストーカー被害撲滅のための対策を多数講じています

場合によっては、被害者のために避難用のシェルターを用意したり、弁護士を紹介してくれて弁護士費用の免除に動いてくれたりすることもあるのです。

ストーカー被害が判明したら、まずは警察を頼りましょう

自分でできる正しいストーカー対策とは

次に、正しいストーカー対策を簡単にご紹介します。


1. 戸締りをきちんとする



戸締りはきちんと行いましょう。また外出時は、窓も全部閉めましょう。

2. 郵便受けに鍵をかける


ストーカーに郵便物を漁られたという事例は少なくありません。
郵便受けには必ず鍵をかけましょう。


3. 個人情報をネットにのせない


フェイスブックやインスタグラム、ツイッターに個人情報をのせないようにしましょう
SNSの情報から、居住地や行動範囲・交友関係などを割り出されてしまう可能性があります。

4. 盗聴器を確認する


盗聴器発見器で、室内に盗聴器が設置されていないかを確認しましょう。
また、盗聴器を室内に持ち込まないために、よく知らない人からもらった物を家においておくのはやめましょう。

安全第一!ストーカー被害にあってしまったら、即警察へ

今回、絶対にやってはいけないストーカー対策についてご紹介しました。

ストーキングを行なっている人は、普通の精神状態ではありません。
ですから、第三者を介入させたり、突然連絡を立ったりして、犯人を刺激するのは控えましょう。

また、ストーカー被害にあっていると感じたら、自宅でできる対策をしながら、警察に速やかに相談しましょう。また、自宅がストーカーにバレてしまっている場合などは、実家やシェルターなどに一時的に非難しましょう。

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