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浮気調査の業者で、選び方に間違う人は多いと思いますが、 元探偵の立場から言うと、10社あるうちの9社は選んでいけない探偵だと思います。
こんな事を書くと、いくらなんでも、それは大袈裟だろう!と思われそうです。
しかし、これは、決して誇張ではありません。
今から、探偵業界のカラクリと手口を、説明していきたいと思います。
選んではいけない理由としては、料金が高すぎる業者や、調査員の数を誤魔化す探偵、調査機材がへぼすぎる浮気調査の業者が多数存在するからです。
見分け方は、素人の方には非常に難しいと思うのですが、まずは、注意点だけ列挙していきます。
探偵選びの注意点!
- 100万円以上の浮気調査に注意!
- 探偵ランキングに注意する!
- 探偵を紹介しますに注意する!
- 人員、3名以上使う場合は、注意!
- 電話帳広告、デカデカに注意!
- 調査機材が、へぼ過ぎるに注意!
- 強引な営業をする業者に注意!
上記の注意点とは逆で、どのような業者がよいかと言うと、下記の2点に集約されます。
- 調査力が高いのに料金が安い業者
- 完璧な成功報酬の業者。
また、探偵の料金を比較する場合は、下記が最も確実です。
というか、コレしか方法がないのではないでしょうか。
- 完全な成功報酬だけで、料金比較する
(成功条件は、裁判で勝てる証拠のみ)
成功条件を完全に同一にすれば、あとは、単純に料金のみの比較が可能となります。
時間単価の料金では、「車両代金、機材代金」やあらゆる要素に加え、探偵社の8割以上がやっている、
「調査員の数の誤魔化し」という探偵業界の最大の悪癖である手口があるので、料金の比較は不可能です。
冒頭でも書いた通り、10社あるうちの9社が選んではいけない探偵社です。
他の業界と比べると、恐ろしいと思いませんか?
探偵業界ほど、ボッタくり業者や、インチキを行う業界は他にないのではないかと思います。
その原因としては、広告宣伝費が異様に高い業界だからです。
では、一般的な販促費の割合を業界別にみてみましょう。
- 外食サービス 5%
- 飲料業 5%
- 不動産業 4%
- 教育 3%
- 化粧品業 15〜20%
- 流通業 1〜3%
- 自動車業界 1〜2%
- 金融業界 1〜5%
化粧品業界は、販促費が突出してますが、単価自体がそれほど高くないので、妥当と言えば、妥当な業界だと思いますが、化粧品に関して言えば、原価が安いものでも、イメージだけで高額で販売される傾向があるような気がします。
浮気調査の業者は、統計自体がありませんので、なんとも言えませんが、単価が高いのにも関わらず、販促費がかなりの高率(おそらく50%以上)だと個人的な肌感覚では思います。
浮気調査の単価を考慮すると、おそらく5%程度が適正な販促費用だと思いますが、全くそうなってない事は、自明です。
その証拠に、電話帳を開いて、他業種と比較してもらえれば、判りやすいでしょう。
他業種に比べ、圧倒的に1ページ広告や、見開き広告が多い事に、びっくりされるでしょう。
つまり、サービスのレベルに対して、浮気調査は、料金が異様に高すぎるのです。
まず、7〜8年くらい前から問題になっている、「探偵ランキング」、「探偵紹介サイト」が挙げられます。
「探偵紹介」に関しては、最近の問題ではなく、「OOO探偵紹介所」という感じで、何十年も前からある、料金が割高な業者がよく使う典型的な手法です。
昔ながらの方法は、グループ会社や、協力業者等の集まりで、紹介会社やOO協会のような第三者的?、公的な名称?の団体を立ち上げ、知り合いグループで、探偵を紹介するという方法でした。
とくに、料金が高額な業者が、「信頼できる探偵を紹介します」という建前でやっている事が多かったのです。
最近は、それらに加えて、アフィリエイトという手法が主流になりつつあります。
こちらのアフィリエイターは、本当に第三者の場合が多いので、グループ探偵が立ち上げた団体よりはマシに見えるかもしれませんが、ところが、そうは問屋が卸しません。
アフィリエイターは高額な宣伝費をかけて、「探偵紹介」サイトを運営している訳で、広告宣伝費は、他の探偵と同じ業界で勝負しないといけませんので、当然、高額となります。
そして、紹介される探偵社は、ぶっちゃけ、「紹介料」や「アフィリエイトフィー」で決まる事が、ほとんどです。
高額な「紹介料」を支払える探偵社が、優先的に紹介されるというカラクリですが、経済合理性を考えれば、当たり前の事なのかもしれません。
探偵ランキングも同じです。
こちらも、「アフィリエイトフィー」が問題となる訳で、確実にアフィリエイト報酬を得る為には、アフィリエイト報酬が高額な業者が、一位、もしくは高位の順番となる事は、簡単に想像できるかと思います。
そして、高額なアフィリエイトフィーを支払う探偵社は、当然の如く、広告費を回収しなければ、経営が成り立ちません。
経営を成り立たせるためには、探偵社が行う事は、下記の2点が多いようです。
- 高額な料金をお客様に請求する。
- 調査員3名で行いますと言って、3名分の料金をもらい、実際は1名で調査する。
ここまでが、探偵業界では、当たり前に行われている慣習です。
これで、異様に料金が高い探偵社がある事や、調査員の数の誤魔化しが横行しているという実態が理解できるでしょう。
ちなみに、余談ですが、仮に、私が、できるだけ正確な探偵ランキングを作るとすれば、下記のような方法をとります。
比較条件は、完璧な成功報酬の料金と調査力を比較し加重平均した上で数値化する。
完璧な成功報酬とは、裁判で勝てるだけの浮気調査の証拠であると、弁護士が認める証拠が取れたら、成功と判断します。
そして、その料金を比較材料とします。
これは、時間単価の料金では、車両代金や機材代金、調査人員のごまかし(3名で調査すると言って、実は1名)が出てしまうので、正確な料金の比較が不可能である為。
調査力の測定方法としては、探偵社に、行動調査1稼働に使用する調査機材のリストを提出させる。
また、調査員個人の能力を計測する為に、架空の尾行調査を行ってもらい、熟練した計測員が測定する。
そして、探偵社に勤務する全ての調査員で測定する。
上記を実行した上で、料金と調査力を加重平均し、真のコストパフォーマンスを数値化する。
しかし、それでも、調査員の数の誤魔化しは防げる訳ではないので、実際に顧客の調査を行う場合は、調査に行く人員は、調査前には、調査現場での写真撮影を義務付ける。
現実的には、ほぼ不可能ですが、ここまでやれば、かなりの精度のランキングが可能となります。
本当に上記を実行すれば、真の探偵ランキングは、アフィリエイト報酬による探偵ランキングとは、全く違う結果になる事は間違いなさそうです。
しかし、仮に上記を実行する奇特な人が現れても、もう一つ、大きな問題にぶち当たります。
「で、どうやってマネタイズするの?」
そう、当たり前のことですが、コストパフォーマンスが高い探偵社は、高額な紹介料は払えません。
まったくお金にもならず、ただの、ボランティア活動です。
完璧な成功報酬の場合、メリットは下記があります。
- 料金が一律であり、後から、加算される心配がない。
- 調査員の人数の誤魔化される心配がない。
完璧な成功報酬が、浮気調査では、最もベストな依頼方法だと思いますが、本物の「完全成功報酬」を実施している探偵社は、少ないので、気を付けた方が良いでしょう。
まず、「完全な成功報酬」とは、浮気調査で言えば、裁判に勝てるだけの証拠が取れて初めて、成功でなくてはいけませんが、そうではないにも関わらず、完全成功報酬と謳っている業者もあるので、注意が必要です。
完璧な成功報酬かどうかを見分ける、かなり有効なテクニックはあります。
それは。浮気調査の業者に下記の質問をする事です。
「契約書のサンプルを見せて下さい」
これだけでOKです。
あとは、契約書を読みながら下記の項目をチェックします。
- 万一、証拠が裁判で通用しない場合、返金される?
- 成功条件が、明確に定義されているか? (例:ラブホテルからのアウトが取れる等)
- 成功条件が、成就されなければ、1円も発生しない? (浮気してなかったから成功とか、悪質な言い訳をされるケースもあると聞きます)
要は、裁判で確実に勝てる証拠が取れた場合のみに浮気調査の料金が発生するという基準かどうかという事です。
それ以外は、全て、完全成功報酬ではありません。
探偵に行くと、悪質な探偵社ほど、一回の調査で、3名以上の調査員を勧められます。
何故でしょうか?
私が現役時代には、他の探偵の方とも、飲みに行く事も多少なりともありました。
そこでは、下記のような発言をよく聞きました。
「昨日、下請けで入ったOOO探偵社は、いつも3名出しの1名調査なんだよなあ」
さて、これはどういう意味でしょうか?
「3名契約の調査を一人でやってくれ」という意味です。
もちろん、比較的、良心的な探偵社は、「2名契約の調査を一人でやってくれ」という事になるそうです。
最も良心的な探偵だと、「2名契約の調査を2名で。。」となりますが、こういう超良心的な探偵は非常に少ないのが、残念なところでしょう。
私が知る限りは、このように超良心的(当たり前?)な探偵社は、ほんの一握りです。
正直、探偵業界は、完全に腐っているのでは?と思う事も多々あります。
では、お客様の立場から、信頼できる方法で、インチキされずに調査依頼するにはどうすれば良いのでしょうか?
最も、確実な方法としては、下記の方法があります。
- 完全な成功報酬での調査を依頼する。
- 時間単価制の場合は、人員料金が固定な探偵に依頼する。
(人員の数によって、料金が変動しない)。
最近は、人員の数により、料金が変動しないタイプの料金体系を取る探偵社も、ちらほら見られますので、こういった業者を利用するのも良いでしょう。
他にも、いろいろと注意点はありますが、無料版ではココまでを公開するに留めます。
有料版の購入方法は、下記のフォームから、お問い合わせ下さい。
いろいろと書いてますが、すべての探偵が悪質という訳ではありません。
10%の業者は、それなりに信頼できる業者です。
料金も手ごろで、調査機材に力を入れまくる調査機材マニアのような探偵業者も存在します。
そういった、良心的な探偵を選ぶ方法も掲載しております。
内容は、全120ページのPDFファイルとなっております。
私としては、もう、探偵業界に戻ることはないので、思う存分書かせてもらいました。
料金は980円ですが、値段以上の価値がある事は、私が保証します。
万一、情報が役に立たなかった場合は、全額返金します。