探偵の浮気調査では
「張り込み」、「尾行」、「撮影」の3つの行程をおこないます。
調査力のある探偵社では個々の調査員レベルが高いですが、これに加えて
「調査員の人数」「機材性能」なども調査力を決める要素となります。
高い調査力には 「調査員の個人能力」+「調査員の人数」+「撮影機材の性能」が全て備わっていなければいけません。
1.「調査員の個人調査力」が調査力を決める
<張り込み能力>
長時間の張り込みは体力と忍耐力が必要で、
さらに対象者や近隣住民に怪しまれない張り込み技術も必要となります。
開始場所での張り込み、飲食店などの店舗に入ってからの張り込み、ラブホテルや浮気相手宅などに入ってからの張り込みなど、移動先の周囲の状況に合わせて適切な張り込み場所を瞬時に見極めなければいけません。
<尾行能力>
相手に気付かれないよう追っていく尾行ですが、
「徒歩」「車両」「電車」「タクシー」「バス」など状況に応じてさまざまな尾行を行ないます。
街中で歩いている人の後ろをついて行くのとは違って警戒している人間を長時間尾行するのはとても難しく、突然の振り返りやUターンなど予測不能な行動も行ないます。
予想不能な行動にも対応しながらバレないように尾行を続けなければいけません。
<撮影能力>
一番大事な証拠はラブホテルや浮気相手宅への出入りの映像ですが、
探偵は浮気相手とデートしている姿も撮影します。
尾行はバレないように基本的には後ろからついていきますが、対象者の顔を撮影するには前に回りこんで撮影を行なうためタイミングや撮影ポジションを見誤ると警戒されるかもしれません。
顔を撮影するには相手の視界に入ることになるので、
高い撮影技術が必要になります。
2.「調査員の人数」が調査力を決める
浮気調査は基本的に2名〜3名の調査員で行います。
ショッピングモール内での
尾行は同じ場所を行ったりきたり、またエレベーターに何度も乗ることがあるので調査員連携が必要となります。
もし尾行中の調査員が怪しまれた場合は、
交代要員の調査員と交代しなければいけないので複数の調査員が必要になります。
難しい調査では3名以上で調査することもあるので、調査員の数も調査を成功させるための調査力に大きく関係してきます。
3.「撮影機材の性能」が調査力を決める
調査中は撮影環境が悪いこともよくあります。
怪しまれる可能性があり近くで撮影が難しかったり周囲が真っ暗な場所であったり状況はさまざまですが、
プロの探偵はそれでも証拠を撮影しなければいけません。
その撮影を可能にするのが
「眺望円レンズ付カメラ」「高性能暗視カメラ」「赤外線投光器」となります。
高性能の機材を準備いていれば、通常のビデオカメラでは撮影できないような状況でも浮気の証拠を撮り逃すことはありません。